モテる男の髪型、顔より大事な理由を元美容師が解説
顔の造りよりも髪型でモテ度が決まる理由と、月1カット・サイズ感・ワックスの扱い方まで、元美容師の視点から男性ヘアの勘所を解説します。
5年間、青山のサロンで美容師をしていました。そこで男性のお客さんも数多く担当させていただいて、一つ確信していることがあります。男性の見た目の印象は、髪型で8割決まります。
1. 顔の造りよりも髪型の方がよほど大事
目が一重でも、鼻が低くても、髪型がちゃんと整っていれば印象はまったく違います。逆に、顔が整っていても髪がぼさぼさだと、それだけで台無しになってしまうこともあります。
女性は、男性の顔を「パーツの造形」で見ているわけではありません。髪型を含めた「頭の全体のシルエット」で見ています。ここが整っているだけで、印象は別人になります。
2. 「おまかせで」が美容師を一番困らせる一言
男性のお客さんで一番多かったのが、「おまかせで」というオーダーです。美容師の立場から伝えると、これが一番困るのです。
その方の生活、仕事、好みが分からない状態で「いい感じに」とだけ言われても、最大公約数的な無難な仕上がりしか作れません。結果、どこか野暮ったい髪型になってしまうのです。
逆にモテていた男性のお客さんは、みなさん自分のことをよく分かっていました。「おでこが広いから前髪はこの位置で作りたい」「直毛だからパーマで柔らかさを足したい」というように、自分の顔を客観視した上でオーダーされていました。
3. 月1カットで「整っている状態」をキープする
モテる男性は、大体月1で美容院に来られます。伸びきってから来るのではなく、伸びる前に来ているのです。
髪は、伸びた瞬間に崩れるわけではなく、じわじわと崩れていきます。自分では気づかないうちに、少しずつ野暮ったくなってしまう。月1で切っている方は、常に「整っている状態」をキープできているので、その差は女性から見るとかなり大きいのです。
4. ワックスは「つけすぎ・触りすぎ」が命取り
ワックスを大量につけて、ガチガチに固めている人。何度も鏡を見て直している方。女性側からすると、「自分のことばかり気にしている方なのかな」という印象になります。
朝一発で決めたら、あとは触らない。それくらいでちょうどいいのです。余裕のあるセットは、少しほぐれていて、自然な動きが残っているものです。
5. 男性が思う以上に、女性は髪を見ている
髪は、清潔感のバロメーターでもあります。寝癖やフケは論外として、毛先のパサつき、カラーの根元のプリン、前髪の分け目の雑さ。そういった細部まで、女性はしっかり見ています。
本人が気にしていない日ほど、他人の視線は髪に止まっている、と思っていただいた方が近いかもしれません。
6. 迷ったら「短めで黒髪」に寄せる
どんな髪型にしたら分からない、という方に伝えているのは「短めで黒髪に寄せる」です。
長めの髪を清潔に保つのは、男性には難易度が高めです。短めに保っていれば、それだけで清潔感の合格ラインは超えやすくなります。金髪や派手なカラーは似合う方もいますが、似合う層はかなり絞られます。迷っているうちは、黒髪か、自然なダークブラウン程度にしておかれる方が安全です。
女性が男性の髪に対して求めているのは「個性」ではなく「清潔感」の方です。ここを見誤って攻めた髪型にしてしまうと、逆効果になることがあります。
7. まず行きつけを作る、それが第一歩
美容院に行くのが面倒だという男性は多いと思いますが、月に1回、1時間座るだけで印象の8割が変わるのなら、これほどコスパのいい投資はありません。
まずは、行きつけの美容院を見つけてください。担当者を固めて、「前回と同じで」が通じる関係を作ってしまえば、毎回の所要時間も満足度も一気に上がります。
ジムよりも、服よりも、香水よりも、まずは髪です。そこを整えるだけで、会う方会う方から受ける印象がじわじわ変わっていきます。