雰囲気イケメンの特徴、顔ではなく空気で決まる5つの要素
「雰囲気イケメン」と呼ばれる男性の共通点と、顔ではなく空気でモテる方が持っている所作・声・間の使い方を、元美容師の視点から解説します。
美容師時代の5年間で、男性のお客さんも数多く担当させていただきました。そこで分かったことがあります。モテている男性は、顔が整っている方だけではありません。雰囲気が整っている人です。
1. 雰囲気イケメンとは「空気」がいい人のこと
「あの方、かっこよくはないんだけど、なんかいいよね」と言われる方、いますよね。逆に、顔が整っているのに「なんか無理」と言われる方もいます。
その差を作っているのが、雰囲気です。雰囲気とは、声のトーン、座り方、歩き方、目線の動かし方、手の所作、そういうものを全部ひっくるめた「空気」のことです。
2. 座り方と歩き方だけで印象は変わる
椅子にドカッと座る男性と、すっと静かに座る男性。それだけで印象はまったく違います。
歩き方も同じです。前のめりで急いでいるような歩き方をされる方と、落ち着いた速度で歩かれる方では、纏う空気感が別物になります。
本人は無意識のうちに出ている動きなのですが、女性の側からはよく見えています。初対面の5秒、お店に入ってきた瞬間、席に着いた瞬間で、大半の印象は決まっています。
3. 美容室の鏡はごまかしが効かない場所
美容室は、鏡越しにお客さんのすべてが映る場所でした。姿勢、表情、手の置き方、うなずく角度。ごまかしが効きません。
雰囲気がいい方は、鏡越しで見ても雰囲気がいいのです。カットの間、ほとんど動かれないのに、不自然な緊張もない。座り方、呼吸、視線の置き所。自然体で整っていました。
逆に、カット中にそわそわする人、鏡の中の自分と何度も目を合わせる方、頻繁に姿勢を崩される方は、残念ながら雰囲気も落ち着きません。
4. 声のトーンと「間」の取り方
雰囲気を作る要素として、声のトーンと話の間はかなり大きいです。
早口でまくしたてる方は、話している内容に関わらず焦って見えます。少し声を落として、一拍置いてから話し出すだけで、言葉の重みが変わります。
沈黙を怖がらない、というのも大事な点です。無理に会話を続けようとせず、自然な間を許せる方は、一緒にいてとても楽です。
5. 顔は5秒で慣れる、雰囲気は一緒にいる間ずっと続く
顔の良し悪しは、会って5秒で慣れます。一重でも二重でも、鼻が高くても低くても、少し話せばその顔に目は慣れてしまいます。
一方で、雰囲気の良し悪しは一緒にいる間ずっと続きます。デートの間、食事の間、会話の間、別れ際まで。ずっと影響し続けるものなので、効いてくる総量が圧倒的に違います。
6. 飲食店で出る「雰囲気」の差
雰囲気は、食事の席で特にくっきり現れます。
店員さんへの一言、注文の仕方、お水のグラスの置き方、お箸の扱い方。上品な方は、動作に無駄がなく、店員さんへの「ありがとうございます」が自然に出ます。女性は、男性が店員さんをどう扱うかを必ずと言っていいほど見ています。
ここで偉そうな態度を取られる方は、どれだけ服装や顔が整っていても、その時点で雰囲気は崩れてしまいます。
7. 今日から変えられる3つの所作
雰囲気は、今日から少しずつ変えられるものです。
まず、声を少し低めに、ゆっくり話す。次に、目線をキョロキョロさせず、相手の目か、その少し下あたりに落ち着ける。最後に、背筋を伸ばして、動作をほんの少しゆっくりにする。
この3つを意識するだけで、纏う空気が変わります。顔を変えるのは難しいですが、雰囲気は、努力が結果に直結する部分です。
顔を変えるには時間もお金もかかりますが、雰囲気を整えるのに必要なのは、日々の小さな意識だけです。遠回りに見えて、ここが一番効く近道でした。